SHIRAKAWA 白河の間
こちらの部屋の床の間の壁紙は、白川の流れを思わせる色合いと風合いのものを選んでいます。
京都の東山地域を白川という川が流れています。その砂質のため川の底が非常に白く美しかったため、この名で呼ばれるようになったと思われます。
そしてこの川の流域が一般的に「白河」と呼ばれ、平家物語の主要な舞台のひとつであったこともあり、人気の観光スポットとして知られています。
また、京都の庶民の生活に密接に根付いた地域であり、かつて「京の東の台所」と称された古川町商店街が、レトロな雰囲気を残しつつ、日常生活の買い物スポットとして現在に至っています。
ちなみに、ぐっすり熟睡しているさまを表す「白河夜船」という言葉は現在も使われていますが、これもこの白河の地名が元となっています。