NARUTAKI 鳴滝の間
こちらの部屋の床の間の壁紙は、鳴滝の水しぶきをイメージした色合いと風合いのものを選んでいます。
鳴滝はこの地を流れる御室川が、岩が多い急流であることからその名が付けられたと言われています。
この鳴滝に立つ了徳寺は別名「大根焚寺」と呼ばれ、毎年十二月に報恩講「大根焚」が行われます。その昔、親鸞聖人が了徳寺を訪れ村人たちに仏の教えを説いたところ、感動した村人たちが親鸞聖人に塩炊きの大根を召し上がっていただいたという言い伝えが由来になっています。
ちなみに金閣寺、龍安寺、仁和寺の三つの世界遺産を結ぶきぬかけの路の西端が了徳寺につながっています。世界遺産巡りのあとは、了徳寺まで少し足を延ばしてみるのもいいですね。