KOUGETUAN 向月庵
こちらの部屋の襖の彩りは月をイメージして選んでおり、引手は桂離宮の月形引手の写しです。
また向月庵という名前は、銀閣寺境内にあります月を愛でるための「向月台」という、高さ180cmもある円錐盛りから名付けられました。
こちらの部屋の襖の彩りは月をイメージして選んでおり、引手は桂離宮の月形引手の写しです。
また向月庵という名前は、銀閣寺境内にあります月を愛でるための「向月台」という、高さ180cmもある円錐盛りから名付けられました。
「向月庵」のコンセプトになっている
観光地をご紹介します
銀閣寺は、金閣が金色に輝く楼閣であるのに対し、月光を浴びて静かに闇の中に浮かび上がる「銀色に輝く楼閣」から名付けられたと思われます。
銀閣寺を建立したのは、足利家八代将軍義政です。
足利義政は、後に東山文化と呼ばれたひと時代を築いた将軍で、茶の湯や生け花などを好んだと言われています。
向月台は、上に座って東山に昇る月を待つためのものだと言われています。
なお現在の形になったのは、江戸時代後期のようです。
手前に広がるのは、銀閣寺方丈前にある銀沙灘(ぎんしゃだん)という、月の光を反射させるためと言われております。
銀閣寺は、義政が「月待山」と名づけた山を望むことができます。
照明のない時代、月明かりがなければ夜は漆黒の闇。特に満月の明るさというのは、現代では想像できないぐらい華やいだものだったかもしれません。
そのため、名月を愛でるために建てられたと言われるこの銀閣寺や桂離宮は、月を美しく見るための壮大な建物ということになりますね。
「向月庵」のコンセプトになっている
観光地へのアクセス方法です。
烏丸七条バス停 市バス5系統 銀閣寺・岩倉行き
京都駅 C2乗り場
京阪京都交通バス 2系統(JR亀岡駅南口行)
京阪京都交通バス 28A系統(京都成章高校前行) など