SAWARAGI 椹木の間
こちらの部屋の床の間の壁紙は、椹(サワラ)の木肌をイメージした色合いと風合いのものを選んでいます。
椹木と書いて「さわらぎ」と読みます。ヒノキ科の植物の一つで、軽くて柔らかく、建具屋生活用品などに用いられることが多いそうです。
京都では「椹木町通(さわらぎちょうどおり)」にその名を留めており、この通りにはその椹木を取り扱うお店が多く軒を並べていたのだとか。
現在は一方通行の狭い通りではありますが、大きな開発の影響を受けていないこの通りは京都らしい町屋が多く残り、京都散策のちょっとした穴場と言えるでしょう。
椹木町通の東端は京都御苑の椹木口にあたります。散策の終わりを京都御苑で楽しむのも良いですね。