SHOSETSU 小雪の間
こちらの部屋の床の間の壁紙は、小雪の舞う空をイメージした色合いと風合いのものを選んでいます。
小雪(しょうせつ)はその名のとおり、北国で雪がちらつきはじめる頃。まだまだ積もるほどではありませんが、冷たい北風をはっきりと感じるようになります。そんなふうに冬の訪れを実感する季節ですが、うってかわって春のようなあたたかな陽気につつまれる日もあります。そんな日のことを「小春日和(こはるびより)」といいます。小春日和が何日かつづくと、春の花たちが勘違いをして、咲くこともあるそうです。「あっ。春が来たんだ。」とよろこんで咲いてしまった花を思い浮かべると、ちょっぴりかわいそうな、でも愛しいようなでも気持ちになりますね。
ちょうどこの時期に七五三が行われますが、平安神宮での七五三詣りも京都では人気があります。
大鳥居や庭園など写真の撮影スポットが多いのも人気の理由の一つでしょう。