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Room Concept お部屋のコンセプト

KASUMI 霞の間

この部屋の床の間の壁紙は、春の山あいにたなびく霞をイメージした色合いと風合いのものを選んでいます。

霞(かすみ)は水蒸気をたっぷり含んだ空気で、景色がかすんでみえるという点で、秋の霧(きり)と現象としては同じですが、春限定の表現です。
寒さのゆるみとともに、土や植物の発するどこか甘やかな香りも含んで、ふっと優しい気持ちになるのが春の霞。秋の霧とはやはり趣が違います。山蒸し(やまうむし)は、山間部で春の芽吹きをうながす霧や雨のこと。しっとりとした空気に包まれ、木々が喜んでいる様子が目に浮かびます。
さまざまな木々の芽が萌え出し、山全体がふんわりとみえることから、山は春の女神のまとう衣、そして山にかかる三日月は女神の簪(かんざし)、霞(かすみ)は女神の衣の裾(すそ)にたとえられてきました。そのため「霞の衣」は、季語になっています。

また、京友禅の世界ではたなびく霞をモチーフにした文様である「ヱ霞文(えがすみもん)」というデザインがあります。
京福電鉄嵐山駅において京友禅を使用した装飾「キモノフォレスト」をご覧いただくことができます。「ヱ霞文」を見つけることができるかもしれませんね。

Concept お部屋のコンセプト

「霞の間」のコンセプトになっている
観光地をご紹介します

キモノフォレスト
Concept 01

キモノフォレスト

キモノフォレストとは、京友禅の生地をアクリルで包み、ポール状にしたものを駅構内などに設置し、京友禅の林のように見立てたものです。
特に夜はポールの中のLEDが光り輝き、幻想的な雰囲気を醸し出しています。

たなびく霞
Concept 02

たなびく霞

霞と霧はどちらも水蒸気を多く含んだ空気であり、物質的には同じものですが、霞は春、霧は秋のものとされています。
ゆっくりと山あいをたなびく霞は、冬を越して生き生きとし始めた生命の営みを包み込むかのようにも感じられます。

ヱ霞文と市松模様
Concept 03

ヱ霞文と市松模様

ヱ霞文(えがすみもん)とは霞を横へ伸びる直線で表現したもの。カタカナの「エ」の字のように見えるものを特にヱ霞文といいます。
着物の柄をはじめ、和のデザインとして好まれています。

Access 観光地へのアクセス

「霞の間」のコンセプトになっている
観光地へのアクセス方法です。

キモノ フォレスト

電車でお越しの方

京都駅 JR山陰本線

キモノ フォレストアクセス
キモノ フォレストアクセス