TAKATSUJI 高辻の間
こちらの部屋の床の間の壁紙は、「醒ヶ井の清泉」にちなんだ色合いと風合いのものを選んでいます。
高辻通は京都市内を東西に走る通りの名前で、繊維問屋や染物屋さんが多いのが特徴です。
「醒ヶ井の清泉」とは、高辻通と醒ヶ井通(堀川の一本東の通り)が交差する地点に湧き出る井戸水で、「京の三名水」の一つとされています。(ただし、現在の醒ヶ井の井戸は戦後に再興されたもので、本来「佐女牛井」と表されていた井戸は堀川五条を南に下がったところに「佐女牛井跡」の石碑を残すのみとなっています。)